emacs の markdown-mode と pandoc でちょっとだけ快適にブログを書く
Markdown形式でブログを書いていますが、なかなかスムーズにできません。
みたいな事をやっていたのですが、もうちょっとなんとかならんのかという事で、 改善方法を調べてみました。
emacs に markdown-mode を入れる
まずは Markdown 用のモードを入れます。
M-x list-packages とすると、 「markdown-mode」というものが見付かったので インストールします。
これで特に何もしなくても *.md ファイルを開くと markdown-mode になります。 gfm-mode (Github Flavored Markdown) というモードも使えます。 はてなブログの場合はこちらの方があってるように思いました。
gfm-mode を関連付ける場合は下記の設定を init.el に追加します。
(add-to-list 'auto-mode-alist '("\\.md\\'" . gfm-mode))
pandoc でプレビューできるようにする
ブラウザでプレビューするために html に変換するツールを入れます。
- markdown
- multimarkdown
- pandoc
の3つを試して、今回は pandoc を使う事にしました。 (他は github 風のコードブロックをうまく処理できませんでした)
brew でインストールできます。
brew install pandoc
emacs からのプレビューで pandoc を使うように init.el に下記を追加します。
(setq markdown-command "pandoc")
C-c C-c p で markdown-mode からプレビューできるようになりました。
CSS で見やすくする
そのままでは少し見にくいと感じたので、 CSS で見やすくします。
ここ から github 風の CSS をもらいました。 (そのままでは pandoc の出力する html にうまく適用されないので編集しました。 探せばそのまま使えるものがたくさんありました…)
pandoc にオプションを追加して css へのリンクを埋め込むようにします。
(setq markdown-command "pandoc -c ~/.pandoc/github-markdown.css")
ちょっとだけ快適になりました
ちょっとだけですが。
- C-c C-c p 一発(3発?)でプレビューできます
- Tab, Shift-Tab 本文の表示/非表示(見出しのみ)ができます
- 選択範囲だけプレビューできます。(私は草稿を1つのファイルにまとめているので重宝)
このへんが特に気にいってます。
Markdown の書き方ですがこちらのページにいつもお世話になっています。